こんちは、淡です。タイトルの通りです。
それでは、本題に入ります。
全日本ウソつきクラブ。これは、故・河合隼雄先生が会長を務められたこともある由緒あるクラブである。とんでもないクラブである。なんと年会費が800万である。嘘八百で八百万らしい。
また、総会が毎年4月1日にあるが、出席した時点で会員資格が停止される。エイプリルフールにウソの総会に出席するとは、ウソつきクラブ会員の資格がないとみなされるからである。
そこで、今回の定例会である。
難しい難問である。
まず、案内が来たということがウソである。また、こういった定例会に関しては、出席しないことで会員資格を維持できるため、参加しないことに意義があるというとんでもないクラブである*1。
そもそも、全日本ウソつきクラブという組織が存在するのがどうかが疑問である。架空の団体の可能性がある。ただし、年会費を払ったことはない。これもウソである。
ウソだけで構成されているクラブである。正直者が馬鹿を見る世の中、ウソつきクラブは、必要に迫られて成立したらしい*2。
というわけで、定例会の案内については、ウソを貫き通す意思が必要である。対応に迫られる難しい課題である。
そこで、儂がアカウントを持っている「フェイク・ブック」に、本人確認を求める案内が来た。儂のウソが見破られたようだ。ウソを見破っても、商取引ではないので、追及しなくていい時もあるのだが、今回は本気のようである*3。
つまり、ウソが成立するのは、暗黙の了解のもとでのみである。
インターネットがウソだらけなのは、たぶんウソつきクラブの会員の仕業と思われる。思うところまでは思うのだが、ウソのない世の中になったらどうなるか。とても殺伐としたものとなるだろう。お世辞や追従は必要だし、ときにはウソをついてでも守らないといけないものもある。
つまり、「ウソをつくことは一概に悪いこととは言えない」という結論を得たと。全日本ウソつきクラブ定例会の議題に上げてみてもいいのかもしれない*4。