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倍音成分と圧縮音源のエンコーダの比較

お題「披露する機会がないけど語りたい薀蓄(うんちく)教えてください。」


 例えば周波数帯域において、Cの倍音はオクターブ上のCである。3倍音はG、4倍音はC、5倍音はE、6倍音はG、7倍音はB♭*1、8倍音はCとなる。

倍音成分
C C G C E G Bb C

 それで、倍音成分をどこまで残すか、という圧縮音源のエンコーダの課題について。

MP3

 MP3は、高音域、高周波数帯域をカットすることで圧縮率を高めている。倍音成分もカットされるため、オーディオ愛好家にとってはすこし考えどころではある。ただ、MP3は大抵の音楽プレーヤーで再生が可能であることから、言い換えれば、再生するために必要な機材が比較的安価で手に入れることができることから*2、気軽に音楽を楽しむには十分だと思う。

AAC

 AACは、Advanced Audio Codecの頭文字をとったもので、比較的新しい音源圧縮方式である。MP3と比べると、圧縮率の高さと音質のバランスという点において優れている。例えば、Compact Disc(CD)であれば、128kbps・44.1kHzで十分な音質が得られる。AACは、音源データにライセンス保護が可能であることや、商業ベースの音楽配信サービスにおいて用いられていることもあって、AACという言葉を聞いたことがない方であっても、音源を聴いたことはあると思われる。AACは高周波数帯域を残す性質があり、倍音成分も残っていることが多い。そのため、デコード側、プレーヤー側で工夫することで、音源のポテンシャルを引き出すことさえできれば、かなりいい音で楽しむことができるはずだ。

*1:間違えていたため、2023/02/15に訂正しました。

*2:ほとんどのオーディオプレーヤーはMP3再生に対応している。

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