鍋といえば。鍋奉行だろう。「そろそろ野菜が煮えたころだ」「そろそろ食べなさい」「そろそろ肉を入れて」「醤油と砂糖を入れないと」「だいたい煮えたごとある」「餅何個要る?」そう、すき焼きは鍋に入るのか入らないのか、そこが問題だ。すき焼きは、明治時代に「牛鍋」として生まれた。当時は高級料理に数えられたそうである。
時代下って現在。全国津々浦々、鍋料理はいろいろある。個人的にはキムチ鍋が好みである。韓流料理としては一般的だが、わが国においてキムチチゲを食べる習慣が根付くのかどうか。ちなみに、チゲ鍋という人もいるが、「チゲ=鍋」なので、これは文法上間違った表現だと言わざるを得ない。ほっともっとにキムチがあるが、これがまたごはんがとてもすすむほど良い辛さの唐辛子を使っているようである。やるなほっともっと!!
話がそれたが、わが家ではすき焼きに餅を入れる慣習がある。私個人としては邪道だと思うのだが、慣習である、仕方ない。亡祖母が秋田出身だったので、秋田といえば米どころである、きりたんぽが入ることもあった。宮崎県産米を食べるわが家である。わが家の食卓のごはんは美味しい。お世辞ではない。大根の煮物の味付けに関しては、コンビニのおでんを食べないで済むほどに、美味い。
おでんも鍋料理のひとつである。わが家のおでんには巾着が入る。中身は餅である。すき焼きに餅を入れるのは邪道だと思う私ではあるが、おでんの巾着に入る餅に関しては、「美味い美味過ぎる」と思う。ちなみに今日の昼ごはんはわかめおにぎりとマルちゃん正麺にした。手軽に済ませた。
さて、そろそろ夕食時。将来のために鍋奉行を練習しておかないといけないなと思った。それと、もう一度言わせてくれ。やるなほっともっと!! お世話になってます。