或る日、僕は

或る日、僕はコーヒーを飲んでいるかもしれない。Since 2014.

カチッとPC講師 主電源ぱわー第1篇

 かつてPC講師を勤めていた頃、初心者の質問ってのが意外と難解だったことを思い出した。

マナー

 初心の方の理解に届くよう伝えるとなると、ものすごく高いレベルから見下ろすのではなく、同じ目線に立って知識を共有する、という姿勢で臨む必要がある。これはまずマナーである。

技術面

 PCを理論で理解するのは結構高度である。だから、初心の方であるからこそ質問をしやすい雰囲気を作ることも大切である。

 これは技法であるが、たとえば、
「すこしひとやすみしましょう。」と、集中を解いてよいことを伝えてみる。

 実際にPC講師をやってみるとすぐにわかることだが、どちらかと言えば講師はすごく疲れる。ものすごく言葉を選んでいる様子がひしひしと伝わってしまうこともわりとある。そこで、雑談形式で、わからないことや知りたいこと、聞きたいことを話しやすいように試みた。

 初心の方の質問はさまざまであり、講師の技術レベルを超える質問が出ることもあれば、講師の専門分野以外の質問も出たりする。意外と突拍子のない質問というのはそこまで多くない。むしろ、講師の技術レベルで知らないことを適当に答えてしまうと良くない。知らないことを適当に答えるのは良くない、と言うのは、講師が見栄を張ってはいけないということである。

「このご質問はわたしではわからないので、次回までに勉強してきます」と、場を取り繕いつつも誠意をもって応対することで、すくなくとも話を聞いてもらえるよう努めたい。これは、実際に勉強してみると講師の技術レベルを超える質問の場合では、講師の次回までの勉強で回答が出ないことも結構ある。

努力面

 話を進める。

 通常、講師1名に対して複数名の初心の方を受け持つことになると思う。どの方にどのような講義を実施したかの記録をとっておくことはかなり重要である。

 受講者にとってみれば前回の続きであっても、講師のほうが忘れていたら、これはちょっといろいろと都合がよろしくない。

 そこで、どうしても記録をとっておかないと、となるのだが、時間の制約もあり、すべての記録をとることは不可能と考える。いや、可能かもしれないが、このあたりはけっこう大雑把に記録をとったほうが良い。要点となるキーワード、講師が話した内容、どの技術に関する質問が出たか。この3点を押さえておけば、わりと対応できる。というよりも、この3点を記録するあたりで講師の技量としては精いっぱいであろう。こういった地味な努力もあるのだが…。うん、ずいぶん泣かされました…(遠い目)。

今回はここまで。

 ちょっとふだんと異なる角度からブログを書きました。このテーマを扱うのは久しぶりで、時系列では、わたしの職歴の最初のあたりです。

 久しぶりにこの話題を書きたくなったもので、かなり主観も混ざっています。具体的な技法等の工夫を自分なりに振り返りながら、この話題は日を継いで何度も切り口を変えて書ける気がします。どちらかと言えば、言葉足らずになってしまっている箇所があると存じます。初心者の質問がどのように難解だったのかが書かれていません。これは、講師こと筆者の力量に依存します。

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