もくじ
まえがき
今週のお題「わたしの本棚」ですな。ふむ。興味深いな。なんか書いてみよう。本棚は哲学である。
序論
本棚。図書館について触れておきます。棚です。本棚です。一般論を述べておくと「本棚」と聞いてまずイメージするのは、「図書館の本棚」かと思いますが…いや、現代だと古本屋の本棚かもしれないが…。「本を収納するためだけの棚があるの?」と思われるかたも、もしかしたらいらっしゃるかもしれません。本を読むかたにとっては本棚は必需品なのですが、本を読まないかたにとっては未知の物体かと思います。
余談
本棚。ブックエンドというパーツがあるのですが、トラックことわたし(以下、トラックまたはわたし)は、ブックエンドを6つほど持っています。ブックエンドというパーツについての説明をサクッとしてみると、いわゆるついたてです。本棚の途中に設置して、立ててある本などを倒れないように固定するパーツのことです。これを6つほど持っています。
本棚と聞いてどういう風合いのイメージがわいてくるか、さまざまだと思います。わたしの本棚。合板製です。「えっ、素材にこだわっているの?」と思われるかもしれませんが、実に本棚は種々多様*1、奥が深いのです。そうですね…国語辞典くらいの深さはありますな、奥行きは。
本と過ごした青春時代。若かりし日のトラックは、読書に励んでいました。この若かりし日に読んでいた本のなかで、役に立っている本だけが、わたしの本棚に残っています。
ここまで極端な例を挙げる必要もないような気はしていますが、これは日本に住んでいるからです。世界の識字率を調べてみてください。「文字を読める」ということを改めて考えるきっかけになるかもしれないので、あえて書いておきます。
ちなみにわたしの本棚ですが、本以外のものも収納しています。「棚」というくくりで見てみると、本棚は棚の一種です。本棚に、本以外のものを収納することもできるのですが、これはあまりお勧めできません。ただし、実用品として本棚というものをとらえた場合には、可能です。
以上、余談です。
わたしの「本」についての認識
「本」と一言でくくってしまうのは、仮にも文章の書き手でありながら読み手でもあるわたしとしては心もとない。かつては「本とは、読み物である」という認識を持っていたのですが…。わたしの本棚に置いてある本は、わたしのあたまのサプリメントなのです。
本棚の機能
本棚は「あとで読む」機能を備えています。
この「あと」というのは、十年先かもしれない。百年先かもしれない。千年先かもしれない。わたしの本棚にはつぼいこう源氏物語がそっと置いてあります。桃尻語訳枕草子全3巻は、手放しました。枕草子が実務の教科書だと知っただけでも十分すぎる収穫でしたので、手放したのです。「蔵書の量を減らすこと」にずいぶん時間をかけてきました。
なんとなく
歴史を紐解くまでもなく、本が燃やされる時代には、なってはならない。このことだけは「歴史は繰り返されてはならない」のではないかと、なんとなく思います。
本についての格言
有名な格言があるので、紹介します。
「本は読んでも読まれるな」
あとがき
念のためもう一度書いておくと、本棚には、本以外のものを収納するのは、お勧めできません。を、僭越ながらお勧めいたしまして、この記事を締めくくらせていただきます。読了ありがとうございました。
結論
本棚には、本以外のものを収納できる。
*1:しゅしゅたよう