或る日、僕は

「ほぅ…お客さんか、珍しいな。ここはダンジョンだ。わたしはここでコーヒー飲んでるから、ゆっくり見て行ってくれ。幸運を祈る。」Since 2014.

ふわふわしたなにかの話を書きとめておきたく

 んーっと、わかりやすい例え話は…。

 例えば、雑誌がどうやって作られているのかとかは、一般のひとは知らないと思うんだ。

 それで…。

 でもって、例えば、マンガを楽しめるのは、そりゃ面白いからだろうけど…。

 マンガを楽しめるのは、フィクションだと広く知られているからだと思うんだ。

 だから安心してマンガを楽しめると思うんだ。

 それで…。

 で、現実の物理学の法則に合わないからと言って、マンガをシリアスに読まなくてもいいと思うんだ。

 例えば、ボールがネットを突き破るのは、マンガの世界。

 現実にボールはネットを突き破らないけど…。

 これはマンガの世界だからなあ。

 それで…。

 例えば、現実の物理学の法則を無視した動きとかアクションとかその他もろもろは、映画の世界にものすごいものがあるから…。

 だから、そういうものとかはあるんだけど、そういうすごい世界はあるんだけど、今の自分で作れる精いっぱいはこんな感じです、っていうスタンスで作ってるんだな。

 ものすごい世界があることは確かなんだけど、そういうものはあるんだけど、自分で作れるものはこういうのですっていう。

 でもって、作ったものって、世に出てみないとわからない部分もあるから…。

 自分ではこれはどうもなーって思っていても、他のひとからすると意外と興味深く見えることもあるからなー。

それでね。

 んーっと。持論というか、自分なりのがんばりかたのスタイルというか…。

 例えば、時間をかければいいものができるかと言えば、これは、少なくとも、時間さえかければいいものができるっていうわけじゃあない、少なくとも正比例ではない。

 でもって、逆に、いいものを作るには、いいものを作り上げるためには、相応の時間がかかる。


 それで、自分なりのがんばりかたのスタイルと言えば…。

 あんまり煮詰めすぎないようにはしているかな。

 もちろん、煮詰まるほど考えることはあるけど…。

 ただ、煮詰まっているときに作ったものってあんまり出来が良くないんだな。

 もちろん、煮詰まるくらい考えて作ったことはあったほうが良いけど…。

 ただ、技術的な話と言えば…。

 そーだな。

 どうしてもできなかったことが、ある時、フッとできるようになる瞬間ってのがあるんだな。

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