或る日、僕は

「ほぅ…お客さんか、珍しいな。ここはダンジョンだ。わたしはここでコーヒー飲んでるから、ゆっくり見て行ってくれ。幸運を祈る。」Since 2014.

ペダルワーク

淡「んー。凝り始めたところ、面白くって。」
僕「淡さん、新しい曲に取り掛かってるのかい?」
「あ、主任」
「いえその、今までの作品の手直しとかメンテナンスとか」
「ふーむ。僕は淡さんの腕前を買ってるつもりだよ」
「あ、ありがとうございます! ですが、ペダルワークは足前というか」
「あはは。淡さんいつも楽しそうにプログラミングしてるから、見ていて嬉しい」
「はぁ・・・。楽しそうに見えますか・・・」
「ああ。とっても」
「このペダルの踏み込みの加減がなかなか苦労させられてるんです」
「ふーむ。Y1:64と書いてあるみたいだね」
「ええ。それとフェルマータの表現にも工夫をしてあるんですよ」
「ほぉ…。リタルダンドのようにも聴こえるが」
「ううっ。主任、痛いところをついてきますね」
「ふーむ。まだ制作途中だったとか」
「ええ。音は入ってるんですけど、もう少し工夫が必要なんです。それでペダルワークを工夫している途中ですね」
「ちょっと譜面を見てみたいな」
「どうぞ、こちらを」
「どれどれ。ま、マジか!!」
「どうしたんですか?」
「うむ。いや、信じられないほどの難易度だなあ」
「ちょっと初見ではびっくりですよね」
「納得。だからいつも楽しそうに見えるわけだ」
「苦労してるつもりではあるんですけどねぇ(笑)」
「水を差すつもりはなかった。なにか技術相談で僕にできることはあるかな?」
「主任の仕事にはいつも助かっています。役割分担ですね」
「今の会話は録音させていただいた。ちょっとブログに書いてもいいかな?」
「油断も隙もないなぁ(笑)」

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