或る日、僕は

「ほぅ…お客さんか、珍しいな。ここはダンジョンだ。わたしはここでコーヒー飲んでるから、ゆっくり見て行ってくれ。幸運を祈る。」Since 2014.

    筆者からのお知らせ 2024/04/30記
  • 編集部が選ぶ次に読者になりたいブログから、新しく12つのブログの読者になりました。購読リストがたいへん賑やかになっていてブログが楽しくなっています。僕があと3人いたらもう少しお返しもできるんですけど^^;
  • テーマ『fotodiary』の最新バージョンはV0.1.8です。現在開発中です。運用テストも兼ねてこのブログのテーマに設定してあります。
  • テーマ『Simple Theme al-dente』の最新バージョンはV1.0.11です。僕の作った初めてのテーマです。制作は一段落しました。今後もメンテナンスは継続します。

殿堂落ち!!

 ちは、淡です。ちょいとメインブログからこちらのブログへ、MMLことMusic Markup LanguageのMuseの話題を分離します。ちょいとね。フットワークの軽さが持ち味だったんですけど、最近腰痛に悩まされていまして…ってそんなことはどうでもよくって、今回は、殿堂落ち、落選でした。残念。

 ちょっと功を焦ったかな。技量が足りなかったと言えばそうだし、もっと言えば、熱量が足りなかったと思っています。

 それで、いままでの入選作全30作品を改めて聞き直してみたんですね。

レベルアップを図る

 どうも、タイピングスキルが頭打ちで、根本的なところでの基礎錬が足りてないなと感じています。文字数を少なく済ますことを考えているのは、傍から見たら手抜きにしか見えないと思われるのです。そこで、逆算して、かなり長い文章を書く練習を積む必要があると考えました。現に、優秀な作品にはそれに見合うだけの工数と文字数があり、演奏の厚みと深みを感じます。この着想は、ごく自然な考えの過程を経てたどり着いたものですが、たとえば、

x2o4 c4eg<c1

 という一節を例に挙げてみると、ベテランの仕事としては少なくとも手抜きにしか見えないと思います。

 これを、たとえば、

x2o4'C'4:16'F''C''G7''C''F''G7''C'1

 としてみたところで、これまたベテランの仕事としては、
ただのハ長調のカデンツ
 なので、やはり手抜きにしか見えないだろうと思います。

 こういった話題を、たぶんプログラム的にみるとすると、
「完動品ではあるものの、初歩的すぎる」
 というご意見が出るのももっともです。

レベルアップを図るための基礎錬

 結果が出るかどうかは、最近得た知見では、逆算です。それで、たぶん個人レベルのプロジェクトの歯車としてなら、わたしのいまの技量でもある程度のところまではできると思います。

 だけど、どうしてもボトルネックがわたしのタイピングスキルという現実があって、プログラムを書くんだったら、それも、長いプログラムのソースを書こうとすると、どうしてもこのボトルネックを越えないといけない。

 だから、ソースとしては平凡でもいいんですけれども、力業でやってのけるコーディングってのも、そろそろ体力的にはキツくなってきているのもある。いかに平凡なプログラムであっても、それがなんらかの形で発表される場があるとなれば、これはもう僥倖としか言いようがない。

それで、どうしたらいいのか?

 いまんとこできることっていうと、そんなにむつかしいことをしているわけではなくって、特にむつかしいことができるようになったらうまくなったと言えるかと言えば、そうでもないんだなって、改めて感じています。

 最近は五線譜に鉛筆を持ってあれこれ考える機会も少なくなり、どうも、このまま続けていくのがいいのか、それとも、ほかにもっと打ち込みたいことができてしまったのだろうかと、ちょっと思案のしどころです。

 新人デビュー作品を作ったときの環境を思い返してみると、あれこれ雑用もあったり、むつかしい折衝とかもこなしていたものでした。

 当時と変わったところと言えば、わたしが、すこし、斜に構えている。いいとこどりを、あまりにも簡単にできるようにしてしまっている。

 これは、わたしがわたしに対して、ちょっと奢っている感覚です。良い意味では自己肯定感とも言えますが、高慢になってしまった。

わたしの良さが消えている

 ここ数年で、わたしが変わってしまった。それも、良くない方向に変わってしまったようです。

 よく考えてみると、昔のわたしは、仕事に対する姿勢として、「こういった工夫をすると、周りがラクに仕事ができるだろう」ということを第一に考えていました。なので、同じ成果を出すのにもっとやりやすいやり方を求めて考えを巡らせていたものでした。

 カギとしては、その分野にもっとも弱いかたでもできるようなやり方までかみ砕いてわかるように考える、という点です。

 結果的に、短期間では成果は上がっているようには見えないものの、長い目で見ると底上げとなった形でした。たぶん、このわたしなりの仕事の進め方に関して言えば、いま、そろそろ限界が来ている。制度疲労みたいな感じ。

「既に出来上がっているものに付け加えられるものは何か?」

 というわたしにとっては新しい視座からのアプローチを、これから工夫していく必要があると思います。

 そして、やっぱりパソコンが好きなんだってことを、わざわざもう言わなくても良いのかもしれません。好きでやってるから、続いてるのは確かだけど、遠慮のない意見ってのが最もありがたく身に沁みます。

そして、ブログ。

 たまたまブログを書いています。好きなことを、好きなだけ書ける場所。もしかしたら、わたしは、音楽で表現したいことよりも、言葉で表現したいことの方が優っているのかもしれません。だから、たぶん、MMLがマッチしたんだと思います。

 いま、書きたいことと言えば…。この、MMLの話題を、ごく自然に話せるような場所の1つになったら良いなって思います。

 以上、工場ソケットより淡でした。それでは、また。

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