わたし自身は、企画部に正社員として登用された経験があります。
アイデアをかたちにする、少なくとも文章化する。
基本的には、今までにないこと・ものを作る、という視点です。
企画は、数を出さないと話が始まりません。
平素より、面白いこと、楽しそうなことを、考えること。
現代の若年層は、いやいやながら仕事するのには向かないが、
面白そうなこと、役に立つこと、やっていて楽しいことには、
エネルギーを向ける、決して、むかしの価値観でははかれない、
可能性があります。
「仕事が面白くない」「出社するのが苦痛だ」
と、思うようになったとき、
視点を変えてみるという手法を編み出して実践しています。
たとえば、
「仕事とは、遊びの延長線上にある」
という視点に変えてみます。
すると、
「いかに効率よく仕事をするか」ではなく、
「単純作業を面白くする工夫」を考える方向に、
視点が変わります。
いいアイデアというのは、会議室でうんうん考えていても
生まれるものではないです。
むしろ、休憩中、コーヒーブレイクなど、
リラックスして雑談などしているときに、
ふと、ひらめきが得られるという、
不思議なものです。
ちなみに、コーヒーの自動販売機で雑談しながらアイデアが生まれる効果を、
「コーヒーベンダー効果」と呼びます。
学生時代に長時間の会議を経験していたころ、
わたしは、機を見はからって、
「ちょっと休憩を入れませんか」
と、提案をしたものです。
まとまらない会議が、ちょっと一息入れることで
どうしてなのかはわからないのですが、
会議がまとまることを、経験したものです。
わたしは、会議中には、お茶やお菓子を持ち込んだほうが、
かえっていいアイデアが生まれるという、
ある意味では逆説的な、
経験則を、持っています。