てるの或るでんて

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#263 就職活動をしていたころの話

 こんにちは。暑い日々が続いています。
 今回は、わたしことトラックが就職活動、いわゆる就活をしていたころの話を書いてみたいと思います。
 それでは、本題に入ります。

 わたしが学生生活を終えた時代は、就職氷河期と呼ばれる時節でした。大卒の就職率が8割程度しかなかった時代です。そんな時代を経験していたので、今の雇用情勢を見ていて、ずいぶん良くなったものだなぁとしみじみ思います(ほんとそう)

 だから、大学まで行ったのに、ほぼバイトに近い仕事をしていることに対して、特に不満がないのです。賃金はとても安い。交通費は全額支給ではない。金銭面を鑑みると、まず続けていけない仕事なのですが、それでも今の仕事を続けています。これは、今の仕事の中に、わたしなりになんらかの意味を見出しているからなのです。今の暮らしぶりに満足、つまり、生活が安定している。なので、今の時点では、今の仕事を辞める要素がない。むしろ、続けていく方にメリットが大きい。

 就活をしていたころは、ほんと苦しい思いをしました。ここまでつらい思いをしないと仕事に就けないのかと思っていたのでしたが、ほんと、仕事に就くきっかけは、さまざまな角度から自分自身の気持ちを見つめていくことから始まったのだと、思っています。

 まず、自分を知ること。自分がどんな人間なのかを説明できるくらいまで、真摯に気持ちを見つめていきました。就職活動の終盤で、面接に至るところまで進めれば、受かる、と、不安もありながらも確信したのです。

 就職活動は、試験なのです。それも、学科だけではない。わたしは、ここに書いているように、PCが得意な方だと思っていましたが、実際にSIの仕事をしていた時は、特段わたしの技量が目立つわけではなかった。ただ、SIの仕事をしていた時の経験は、とても貴重な財産となっています。ただ、ほんとに心身ともに苦しすぎました…。つまり、職種として、わたしはシステム開発の仕事には向いていないことが分かったのでした。

 というわけで、わたしの本音のところでは、PCを仕事道具として扱うことは「嫌」なのだと、なんとなく気づいたのでした。

 で、今後についてですが、先ほども書いた通り、今の仕事、バイトと呼んでもあまり変わりない仕事ですが、今の暮らしぶりに満足しています。間違えて欲しくないのは、バイトと言っても、決してラクではないのです。就職氷河期は過ぎ、雇用情勢も良くなってきています。今の仕事の良いところ。さまざまありますが、ここにあえて書く必要もないでしょう。転職を考えるときは、たぶん、まだまだ先だろうなぁ。

 かつての不満をあえて述べると、もうちょっと仕事上の裁量が増えたらなぁ…と思っていたのですが、実際に裁量が増えてしまったのでした。長いこと働いていると、現場の中で「めんどくさいけどしないとまずいことになる」小さな仕事の積み重ねが、とてもよく見えるようになってくるので、つい自然と無理しがちになるのでした。オーバーワーク解消に向けて取り組んだのが、2014年~2015年。当時の体力ではオーバーワークだった仕事を乗り切れる体力が、わたしにつきました。つまり、将来を見越して、今の仕事で一日一日下積み生活をしていると思えば、そんなに苦にならないのです。たいへんそうに見えて、わたしの本音である「ひとと話がしたい」を、充分に満たしてくれる今の職場、気に入ってます。

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