今週のお題「今の仕事を選んだ理由」というお題について、私の場合どうなのかを、書いてみたい。(1,340文字程度)
今の仕事を選んだ理由。うーん、難しいな。なんせ勤続10年近くになるので、初めにどう思っていたのかを思い出してみるところから始めないとなぁ。ちょっと思い出してみよう。
たしか、大学に4年間在籍したのち、地元に帰ってきてすぐの頃だったか。実家の家業をしばらく手伝っていたのだったような記憶がある。学生時代に部活動にすべてのエネルギーを費やした私は、心折れ燃え尽きてしまっていたのだったような記憶がある。
で、健康面に問題があることが分かったので、数か月ほど休養を取っていたのだった。
たしか、この2000年代初頭は、就職氷河期と呼ばれるほど仕事口がなかった時代背景があった。
で、ハローワークに通って、働き口を探しに面接に行ったりもしていたが、うーん、つらかったなぁ。どこを受けても不採用。というか、不採用の通知が来るたびに心折れつつ、就職活動をあきらめかけていたころだったなぁ、今の仕事に就いたのは。
自宅の近所に新しい福祉施設の事業所が出店する、という話を、母がどこからか情報を入手して私に勧めてくれたんだった。
で、定員が10名と聞いて、行ってみようかなと、応募したのがきっかけ。
初めのミーティングに集まった人数は11名。なんと定員より1名多い。もしかして私が落とされるのではないかと、不安がよぎった。
ところが、どういうわけか、全員採用。家族会の2名、調理スタッフ3名と、メンバー11名でそのレストランはオープンしたのだった。
その後、紆余曲折を経て、今もそのレストランで働いている。昨年12月に、オープン10周年を迎えた。
この10年でなじみの顔ぶれが何名もステップアップしていったものだ。ただ、私がその最先鋭である。
たぶん、このブログの文章からでは想像の外だったと思われる話ですが、私は、障がいを持っている。内容は詳しく述べないが、私は、障がい者です。
障がい者雇用に積極的な企業の採用面接を受け、実際に正規雇用として就業した10か月の就業期間が、私のその10年間のキャリアの中に含まれている。
今の仕事は、当初は家が近かったから、という理由で通い始めたのでしたが、今では、弱冠30代にして古参のメンバー。ベテラン陣の一翼を担うようになりました。なぜ働くのか。私は、お金だけのために働いているわけではない。もちろん賃金は安いです。安すぎるくらいですが。
まとめます。
改めて考えてみると、初めから10年近く同じ職場で働くことになるとは、予想だにしていなかった。
なじみの顔ぶれと一緒に仕事をしていると、なぜか知らないが、頑張れる。そして、そんな頑張っている私を応援してくれる人たちと、昔悩んでいたことを嘘みたいに元気をくれる人たちと、一緒に時間を過ごすことができる。だから、今の仕事を続けているのだろう、そして、これからも続けていくのだろうと思う。
っと、30分くらいで書きあがったな。後日読み返してみると、若干不備のある文章になっているかもしれないので、必要があれば訂正を入れるつもりです。[EOF]